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猫を飼いたい方必見! 用意する事や注意点など

一人暮らしでも猫を飼えるの?

 

東京|一人暮らし|ペット

 

一人暮らしでも猫を飼うことはできます。大切なのは、以下のような心構えができているかどうかです。

 

 

猫を最後まで飼う覚悟があるか

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飼い始めたときはかわいい仔猫でも、徐々に成長し、ゆくゆくは年老いていきます。

年齢を重ねると猫も人間同様、体の具合が悪くなったり、足腰が弱くなったりすることもあるでしょう。

また、若い猫でも突発性の病気やケガを患い、体に障害が残ることもあります。

想像の何倍、何十倍も世話が大変になることも考えられますが、たとえそのような状況になっても猫の面倒を最後まで見る覚悟があるか、自分に問いかけてみましょう。

 

 

経済的な負担をする覚悟があるか

ペットを飼うには、経済的な負担も発生します。

後で詳しく述べますが、猫を飼うにはそれなりの費用がかかります。

毎月のエサ代やトイレの砂・シーツ代などのほか、猫の体調や年齢によっては、病院代が大きな負担になることもあるでしょう。

ペットの医療費は、人間のように健康保険がききません。

そうした状況であっても、家族の一員として最後まで養う覚悟を持ちましょう。

一人暮らしで仕事が忙しくても、朝と晩、家にいることができるのなら十分、猫を飼うことができます。

忙しくても「猫がいるから頑張ろう」という気持ちになったり、つらいことがあったときは癒やしになってくれたり、猫はあなたの精神的な支えになってくれるはずです。

 

 

買い揃える物

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猫を飼う際、最低限買い揃えておくべきものは、

◆猫用の食器(水用とフード用)
◆トイレ
◆爪とぎ器

の3つです。

食器については、猫が食べやすいように、ある程度の深さと重量のあるものであれば構いません。

トイレは容器と砂、必要に応じてシートも用意するとよいでしょう。

爪とぎは、猫がストレスを発散させるための大切な行為。

壁や家具でとがないよう、専用の爪とぎ器をあらかじめ用意してあげてください。

家の中の安全がまだ十分ではないと思われる場合は、ケージも用意しておくと、留守の間や夜間も安心です。

猫用おもちゃやベッド、キャットタワー、ブラシ、猫用の爪切り、首輪などは順次揃えていくとよいでしょう。

住居環境

 

まず重要なのは、猫を飼ってもよい住居であるかどうかです。

どんなに猫を飼いたくても、ペット不可の物件でこっそり飼うのは、猫にとっても飼い主にとっても不幸な結果にしかなりません。

基本的なことですが、しっかりと確認しておきましょう。

家の広さはそれほど関係ありません。ワンルームでもキャットタワーなどで上下移動ができれば、運動不足にはならないので安心してください。

次に必要なのが、猫にとって安全な住居環境を作ることです。

一般家庭で、猫の安全のために注意しておくべきことは「感電」「やけど」「水難」「転落や閉じ込め」の4つ。

詳しい対策法は以下の通りです。

1.電気コードをガードする

猫が電気コードにじゃれたり、噛み付いたりして、感電してしまうことがあります。

体の小さな猫にとって、たとえ家庭用の電力であっても、感電は命に関わります。

コード類はすべて家具の後ろを這わせる、市販の電気コードカバーでガードするといった工夫をしましょう。

2.ヒーターや電気毛布・カーペットに注意

ストーブやヒーターで猫がやけどをすることも多々あります

。猫が近づいたり、上に乗ったりしないよう、ガードをつけておきましょう。

また、猫が寒がるからといって電気毛布やカーペットをつけたままにしておくと、低温やけどを起こすこともあります。

3.風呂の水は抜く

猫がうっかり足をすべらせて、溺れてしまうことも少なくありません。

浴槽の水は必ず抜き、トイレやバスルームには猫が立ち入らないよう、しっかり扉を閉めておきましょう。

4.転落・閉じ込めに注意

アパートやマンションといった集合住宅の高層階に住んでいる場合、転落が猫にとってもっとも大きな危険となります。

窓を開ける際は必ず網戸を閉めておく、窓の開いている部屋には猫が立ち入らないようにするなど、注意しておきましょう。

また、猫には狭いすき間を好む傾向があり、すき間に入ったものの出られなくなることがしばしばあります。

猫が入り込みそうなすき間はなるべくふさいでください。

意外と見落としがちなのが、洗濯機のフタ。猫を飼うならば、しっかり閉めておきましょう。

そのほか、猫の特性として「高いところに上る」という性質があります。

家具に上るついでにものを落としたり、いたずらしたりするのは日常茶飯事ですので、高いところに高価なものや、猫にとって危険なものを置かないようにしましょう。

費用

 

猫は比較的お金のかからないペットといえます。

飼い始めにかかる費用と飼い続ける上でかかる費用は、およそ以下の通りです。

 

1.飼い始めにかかる費用

まずはグッズです。

先ほど紹介したもののうち、食器、トイレ、爪とぎ器とフードだけを用意するのであれば1万円程度で済みます。

ケージやキャリーケース、おもちゃ、ベッド、キャットタワーなど、もろもろのグッズを用意したとしても、4~5万円程度あれば揃えることができます。(もちろん、選ぶ商品によって金額は異なります)。

そのほか、医療費関連で以下のような費用が必要です。

 

◆ワクチン接種費用

猫は室内飼いが基本ですが、ウイルスに感染するリスクはゼロではありません。

ウイルス性の感染症を予防するにはワクチンを接種する必要があります。

ワクチンの費用は種類や動物病院によって様々ですが、最低でも3000円から高くて1万円弱程度かかります。

なお、ワクチンは生後8週目頃と、生後12週目頃に接種をした後、年1回追加接種を行うのが一般的です。

 

◆避妊・去勢手術費用

避妊や去勢手術には、猫の病気を予防したり、発情期のストレスを軽減したりする効果もあります。

避妊手術は2万5,000円ほど、去勢手術は1万5,000円ほどかかります。

 

◆ペット保険の費用

必ず必要というわけではありませんが、加入しておくと、もしものときに安心です。

保険会社によって保証内容や金額が異なりますが、月額1,000円から2,000円の間に設定しているところが多いようです。

 

2.飼い続ける上でかかる費用

医療費を含めた猫の飼育にかかる、ひと月あたりの平均支出額は5,403円と、それほど高額ではありません(一般社団法人ペットフード協会「平成28年 全国犬猫飼育実態調査」より)。

ただし、出張などで長い期間家を空けることが多い人はペットホテル代やシッター代(1泊2,000円程度から1万円弱まで、施設によって料金は様々)がかかることもありますし、高齢(10歳以上)になると、介護費用が必要になることも。

それを見越して、ある程度の備えはあった方がよいでしょう。

 

 

一人暮らしで猫を飼う注意点

 

そのほか、以下のような点にも注意しておきましょう。

 

1.家にいるときはスキンシップを図る

一人暮らしで日中留守にする場合は、夜帰宅した後、思いっきり猫と遊んで、スキンシップを図ってあげてください。

猫は独立して生活をする上、基本的に夜行性で、昼間は寝ていることが多いものの、飼い主であるあなたの顔を見られないと、さみしさを覚えることがあるはずです。

家にいる間は、できるだけコミュニケーションをとりましょう。

 

2.留守にする場合はペットシッターを頼む

1泊2日程度の不在であれば、エサや水さえしっかり準備しておけば、猫だけで留守番させても大丈夫です。

数日間留守にするときは、ペットホテルに預けるか、ペットシッターさんにお願いしておきましょう。

 

3.食べものや飲みものを出しっぱなしにしない

意外とやってしまいがちですが、食べものや飲みものの出しっぱなしには十分注意が必要です。

人間の食べものは猫にとって良くない影響を与えることもあります。

朝どんなに慌てていても、食べものの処理はしっかりとしておきましょう。

日中、不在の間、猫の様子が気になる場合は、室内の様子をモニターできるカメラを置いておくのもよいでしょう。

 

 

まとめ・感想

 

ペットといえど命あるものは大切にしなければなりません。

猫と一緒に楽しい時間を過ごすうちに、猫はあなたにとってかけがいのないパートナーになっていくはずです。

この機会に、猫との“二人暮らし”を始めてみませんか?