非常時のために! 備えあれば憂いなし!
備えあれば憂いなしとは
「普段から準備を万全にしておけば、何事も心配することはない」という意味です。
天災などが起きても、きちんと対策が取ってあれば大丈夫という事でもありますね。
災害時などはライフラインがストップしてしまう事も考えておかなければなりません。
食糧や水はもちろん、モバイルバッテリーや懐中電灯もあったほうがいいですよね!
「天災は忘れた頃にやってくる」なんて言いますが、本当にその通りです。
どうせ自分はなんとかなると思っている人ほど、災害時に命の危機に直面します。
避難場所の確認と確実な情報源の確保
避難場所の確認と情報源の確保は必須です。
離れている家族との連絡方法も事前に確認しておきたいですね。
また、孤立しないよう、普段から、ご近所とのコミュニケーションをはかっておくことも大切です。
①自宅はもちろん、学校や勤務先の避難場所を知っておきましょう。
一度、家族会議のような時間を設け、緊急時の対応について話し合っておくことをおすすめします。
②スマホや携帯に届く、緊急速報の設定をしましょう。
地震などの緊急速報が届くようにスマホや携帯電話を設定しておきましょう。
電源オフや機内モードの場合は受信できないことがあるので、事前にチェックしておいてくださいね。
③できるだけ確実な情報源は市町村のホームページ
残念なことに、災害時にはネット上でデマ情報が流れることがあります。
正確な情報源としては、お住まいの市町村のホームページがおすすめです。
また、総務省消防庁のホームページには災害前の心構えや災害時についての防災マニュアルがアップされています。
④災害時にスマホや携帯が使えない時の連絡方法
総務省のホームページには災害時の「災害用伝言サービス」についてが掲載されています。
利用している電話機の種類、契約会社を確認して、利用方法をおさらいしておきましょう。
災害発生時には、電話がつながりにくくなります。
被災地での緊急を要する電話が利用できるよう、不要な電話を控え、電話をかける場合は手短に。
音声による安否確認等が可能となる「災害用音声お届けサービス」「災害用伝言板」と「災害用伝言板(web171)」など、災害用伝言サービスやメール等を活用しましょう。
今知っておかなくても…と思うかもしれませんが、何かあってからでは遅いのです。
天災がやってくる前に、こういった情報を知っておくのも「備えあれば憂いなし」です!
非常用バッグのストックアイテムのチェック!
非常用バッグの中身は防災マニュアルなどを参考に定期的にチェックを。
夏と冬では必要なものも異なるため、季節ごとに確認してくださいね。
賞味期限が近い食材は、自宅やキャンプなどで食べ、入れ替えましょう。
食料品のストックの量の目安は、最低3日分。
飲料水は1日1人3リットルが目安といわれています。
定番のカンパン以外にも、最近の非常食はバラエティに富んでいます。
水があれば食べられるアルファ米を使ったご飯やパスタは、軽くて味も美味しいのでおすすめです。
生活用品としては、カセットコンロ、ティッシュペーパー、入浴ができないときに身体を拭けるウェットティッシュや水を使わないシャンプーなど便利な防災アイテムもあります。
ネットショップでも30品ほどが揃ったリュックタイプの非常用持ち出しバッグが販売されているので、そこに常備薬など自分のライフスタイルに合わせたアイテムを入れて備えるのも良いでしょう。
消防庁の防災マニュアルの備蓄チェックシートをベースに自分のシートを作っておくと便利です。
アウトドアアイテムは災害時にも使えて便利
アウトドアアイテムは電気やガスなどライフラインがストップしてしまったときに大活躍してくれます。
テント、寝袋、ランタンなど、普段から使っているキャンプ用品に
災害に必要だと思うアイテムをプラスして備えておくのもいいですね。
おすすめしたいアウトドアアイテムは、太陽光でスマホやタブレットを充電できるソーラーチャージャー。
災害による停電時や電源の確保が難しい避難場所でも
天気が良ければ充電ができるので、一つ持っていると安心です。
また、普段のキャンプでも使える技を覚えておくと、いざという時役立ちます。
例えば、お皿洗いに水が使えない場合は、「お皿をサランラップで包んで、使用後にラップだけ捨てる」
などもアウトドアではよく使われる技ですので覚えておきましょう。
この内容はこちらの記事でも紹介しています!
携帯トイレや簡易トイレなども、アウトドアの機会に試してみるのをおすすめします。
事前に使っておけば使用方法がわかるので、実際に必要な時に慌てずに使用できますよ。
まとめ・感想
震災を経験された方は、
「地震で割れたガラスを踏む可能性があるので、2階や寝室に靴やスリッパを置いている」
「停電後、ライフラインがつながるタイミングに火事の危険性が高まるので、災害時は必ず電源スイッチを切り、ガスの元栓を締める」
「生活用水は数本のペットボトルにためたものを使うようにしている」
など、普段の生活でも自然と防災を意識しているそうです。
日頃は忘れがちな防災意識ですが、ハザードマップを目につく場所に張っておくなどして、暮らしに根づかせたいですね。